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令和7年1月20日に、石川県と連携し、「埼玉県スマート農業オンラインセミナー 主穀編」を開催しました。

開催日時令和7年1月20日(月)14:00〜16:25
場所オンライン
概要「自分が関心のある特定のテーマについて知りたい」というお声を受けて、御自宅や職場から気軽に御参加いただけるオンラインセミナー(主穀編、施設園芸編)を開催しました。

第1回目の主穀編では、「いしかわスマートアグリプラットフォーム」を運営する石川県との連携企画として、両県(埼玉県・石川県)のスマート農業技術の実証や試験研究結果、普及に向けた取組について御紹介しました。
第2回目の施設園芸編では、トマト農家によるスマート農業技術の導入事例や埼玉県の施設園芸におけるスマート農業技術の導入効果・試験研究の取組について御紹介しました。
参加者56名

講演

石川県の講演

大麦の生産拡大と低コスト化を目指したデータ駆動型水田収益向上モデルについて

石川県農林総合研究センター農業試験場中央普及支援センター
主任技師 植松 繁 氏

ICTブルドーザの農業への活用と今後の取組について

公益財団法人いしかわ農業総合支援機構
アドバイザー 永畠 秀樹 氏

参加者の声(抜粋)
  • 特に、ブルドーザーを水稲栽培に活用できるということが興味深く感じた。
  • とても面白かった。特にブルドーザーの取り組みはとても興味深かった。
  • どちらも根拠となる数値が用いられていたため非常に明確でわかりやすい内容だった。 個人的には被災地域に対し、ICTブルドーザの活用が用いられていることに非常に関心が高く、有効的な使用だと感じた。
  • ICT建機で農地復旧研修は素晴らしい活動と感じた。
  • 正直、「農業にブルドーザー?」と思っていたが、認識が改まった。レ-ザーレベラーを用いた農地の均平化もトラクタより も効率よく行えると思う。区画の拡大や直播栽培の導入で需要があると思うので、レンタルやリースの仕組みがあるとよいと思う。
  • 面積規模が大きいところはあるが、コスト削減や省力化に向けた可能性が見えた。今後作成されるマニュアル等を期待したい。 また、農業用ブルの活用は非常に将来の可能性を持つ取り組みだと感じる。排土板の制御だけでもこれだけ成果があるのだから、 ブルの操作自体が無人化されたらものすごいことだと感じた。
  • 均平化作業はブルドーザの方が効率良いように思われ、参考になった。
  • 農業従事者の減少により、地域の農業経営体に多くの農地が集約されると思われる。しかし、経営規模の拡大にも限度があり、 今後ICT等を活用した効率化が求められる。講演は非常に魅力的に感じたが、現実的に導入費用がどれくらいで、それをペイする ための経営モデルなども示してもらえると参考になると思う。
  • 今後、主穀作など土地利用型農業を推進していく上ではスマート農業の導入が必然であるが、十分な効力を発揮させるためには、 ほ場条件を整えるなど環境整備も併せて進める必要があると感じた。
  • 将来の担い手不足の対応としても有効と感じた。

埼玉県の講演

ドローンによるリモートセンシング技術を活用した水稲の適正施肥の推進について

埼玉県農業技術研究センター
 ・水田高度利用担当 技師 荒川 直也 氏
 ・農業革新支援担当 担当部長 村田 大樹 氏
埼玉県東松山農林振興センター
 ・農業支援部技術普及担当 担当部長 稲村 隆治 氏
 ・技師 太田 萌 氏

参加者の声(抜粋)
  • 埼玉県の取り組みを知らなかったため、他県での事例として参考になった。
  • 様々な研究内容や活用事例が参考になった。
  • 先端的な技術導入の情報を得ることができた。
  • 機器の利用状況や成果について詳しい説明を受けられた。
  • ドローンセンシングについて、以前より興味あったが、今回の講演で理解を深められた。
  • 講演の内容が、水稲栽培、高温、ドローン等に係るものであり、本市の農業と特に関わりが深いと感じた。
  • 当組合管内での取り組み事例で、今後活用が広がって行けば良いと感じる。
  • 夏季高温でコメの品質低下が著しい。是非、この技術を活用して品質向上につなげたい。
  • ドローンリモートセンシングからの情報を如何に活用できるか、その次のことを見据え展開すべきと改めて感じた。
  • 近年、埼玉県では稲作期の高温が常態化しており、高温対策が必要となっている。葉色診断による追肥の施用は有用な対策であり、 ドローンによるリモートセンシング技術の導入は将来性のある手法であると感じた。
  • VARIによるセンシングは非常に役に立つと思われた。RGBについては今後のやり方?等で変わっていくことを期待したい。ドローンを 使った現地での調査結果は非常に参考になった。自分のところの現地でも、上手く活用できるよう検討する参考になった。