令和5年12月21日、スマート農業技術導の導入事例やメーカーの製品・技術等に実際に触れる機会を提供するため、プラットフォーム会員を対象にスマート農業実演・展示会を開催しました。
開催日時 | 令和5年12月21日(木曜日)13時00分から16時00分 |
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場所 | 埼玉県農業大学校講堂・ほ場 |
参加者 | プラットフォーム会員等(188名) |
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内容
1. 開会
2. スマート農業技術導入事例紹介・意見交換会(講堂)
(1)県スマート農業普及推進事業(実証事業)モデル経営体による事例発表
・自動運転田植機導入事例(水稲):
令和2年度モデル経営体 (株)おおや農園 大宅 壽男氏
・直進アシスト機能付きトラクタ導入事例(露地野菜):
令和3年度モデル経営体 塩原 久光氏
※実証事業についてはこちらから(別ウィンドウで開きます) ご覧いただけます。
(2)国のスマート農業実証プロジェクト等について(農林水産省関東農政局生産技術環境課課長補佐 平山 由佳氏)
(3)意見交換
(4)その他(利根RTK基地局からの情報提供)
3. スマート農業技術の実演・展示
(1)事例発表を行った2経営体の導入機械の実演
・自動運転田植機
・直進アシスト機能付きトラクタ
(2)プラットフォーム会員13社・団体による スマート農業技術の展示
※ドローンの実演は強風により中止。
4 閉会
参加者の声(抜粋)
- 事例発表で経験談を聞かせて頂き、問題点、実践内容等、自分の地域では聞けない発表だった。(生産者)
- 実際に行った農家の声が聴けて良かった。スマート農業の傾向について、コストも含めた話が聞けた。(生産者)
- スマート農業の現状の理解が進んだ。RTK基地局の存在は初めて知った。(生産者)
- 現在、施設栽培の環境センサーの開発、製品化を進めており、現在の施設栽培の現状を理解するうえで参考になった。(メーカー)
参加者からの希望(今後見たい実演・展示、取り扱ってほしいテーマ等)(抜粋)
- ドローンを使用した作業の実演(生産者、官公庁/大学/研究機関から複数)
- 小規模な農家も対応できそうな事例、取組み方を教えてほしい(水稲など)。(生産者から複数)
- 水田関連の実演(夏)(生産者)
- 施設園芸での取組(生産者)
- 施設栽培での環境モニタリングの様子(メーカー)
- 自動草刈り機や自動運搬車の実演(官公庁/大学/研究機関)
- 酪農に関する技術(学生)
- アシストスーツ(支援機関)
- 安価で技術普及しやすい機器の紹介(官公庁/大学/研究機関、支援機関)
- スマート技術ごとに導入メリットが最大化する面積に関する情報があると良い。(生産者)
- リースやレンタル、共同利用などのバリエーションの更なる充実、メーカー等による導入機器のサポート体制、農業支援サービス事業体の育成なども必要。(生産者)
- プラットフォームでのスマート農業技術の最新情報の公開、導入機器の課題と解決策などの情報発信などができたら良い。(生産者)