導入対象面積
5ha
導入開始時期
令和3年4月〜
実証期間
令和4年〜令和6年
埼玉県スマート農業アクションプランの取組
農地集積が進む担い手(ねぎ、ブロッコリー等)における省力化・効率化(産地の強化)
現状等
えだまめの栽培において、出荷調整の選別作業に労力がかかっている
目標
- 作業時間の削減、作業の効率化
作業人数削減( 3人 → 1人 ) - 収量の増加、品質の維持・向上
黒変、変色、一粒莢(ひとつぶさや)の混入率0% - 規模拡大
機械導入3年後の作付面積50%増
導入技術と効果
AI・画像処理技術を活用した、えだまめの精選別による作業の効率化
3人で行っていた選別作業を1人で行うことができるようになり、効率的に作業を行うことができた。
作業人数 | 一人当たりの処理量(kg/h) | |
---|---|---|
導入後 | 3 | 18 |
導入後 | 1 | 55 |
AI・画像処理技術を活用した、えだまめの精選別による品質向上
ゆっくりとえだまめを選別機に流すことで、黒変、変色、一粒莢(ひとつぶさや)の混入率をほぼ0%に抑えることができた。
作業の効率化から栽培面積拡大へ
効率的に作業を行うことができるようになり、栽培面積も133%(3ha → 7ha)へ拡大することができた。
導入前 | 3ha |
---|---|
令和4年度 | 5ha |
令和5年度 | 7ha |
栽培面積
実証・導入した機械
導入を検討されている方に向けて(農業者の声)
-
導入してよかったこと
調製従事者を3人から1人に減らすことができ、浮いた2人分の労力をねぎの調製など他の作業にまわすことができました。 -
今後導入したい方に向けて
メーカーが機械の設定を遠隔でリアルタイムにサポートしてくれるサービスを行っているため、不具合等があったときにすぐに対応してもらえました。