文字サイズ

導入対象面積

10a(ガラスハウス1棟)

導入時期

令和4年

現状等

  • 平成30年に環境測定装置(温度、湿度、CO2濃度を測定)を1機導入しており、2年ほど使用し、勉強しながらの便利さを感じていた
  • ただ単に環境測定するだけでなく、それをある程度制御して、品質向上、収量増加、省力化につなげたいと考えていた
  • 元々、導入していた養液栽培システムが故障時に部品が手に入らないなど、保守管理面での不安があったため、システムの更新にあわせて統合環境制御装置を新規に導入することとした

導入技術と効果

  • 計測データに基づき、温度、湿度、CO2濃度、光量などの環境要因を調整することで、植物の生長に最適な条件を作ることができた
  • 環境を最適化することにより、特にミニトマトの生育速度が向上し、収穫量の増加に効果があったと感じた
  • 特に収量向上には、炭酸ガスの施用効果は大きいと考えている
  • 最適な環境条件はトマトの病気の発生抑止に効果があったと感じている(土耕栽培との比較して病気の発生が少ない)
  • 環境制御装置により労働の省力化、労働時間の効率化につながった

実証・導入した機械

機械 メーカー モデル 台数 写真・画像
統合環境制御装置※ ネポン株式会社 統合環境制御盤「MC-6001」
アグリネット
1式 環境測定装置
炭酸ガス発生装置 株式会社誠和。 真呼吸 1台 炭酸ガス発生装置

※この機械と連動したハウスの窓やカーテン等の開閉装置等も併せて整備。

導入を検討されている方に向けて(農業者の声)

  • 導入してよかったこと
    PC・スマートフォンでいつでもハウスの状況を確認できます。特に持ち歩きやすいスマートフォンで確認ができるので便利です。
    悪天候時に外出していても、ハウス内の温度をスマートフォン等を通じて確認できます。
    また、データを振り返ることもでき、モニタリングのデータを参考にしながら、環境制御装置の設定を変更することができます。
  • 導入に当たって留意した方が良い点
    導入に当たっては、初期投資コストが大きく、運用においても肥料や消耗品、電気代やメンテナンスにかかる維持管理コストが大きくなることがあります。
    また、劣化した設備を修繕するとコスト高になるため、既存のハウスに設置する場合は、必要な部分を見極めて導入することが望ましいと考えます。
  • 想定と違った点
    また、養液栽培だからといって、土壌病害が発生しないことはありません。原因は不明ですが、ヤシ殻培地を使って2年目で、病気が発生したことがあります。