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導入対象面積

2.5ha

実証期間

令和5年〜

埼玉県スマート農業アクションプランの取組

農地集積が進む担い手(ねぎ、ブロッコリー等)における省力化・効率化(産地の強化)

現状等

  • さといもやねぎ栽培は、歩行型管理機や手作業が多く、労力負担が大きい
  • 生産者の高齢化や担い手不足が懸念される中で産地を維持するためには、高精度で高効率な農作業を行う必要がある

目標

さといも

  • 収量向上
    20%増(現状:2,500kg/10a)
  • 防除作業時間の削減
    50%減(現状:120分/10a)

ねぎ

  • 収量向上
    33%増(現状:3,000kg/10a)
  • 防除作業時間の削減
    80%減(現状:120分/10a)

導入技術と効果

自動操舵装置を付加したトラクタ作業による追肥・培土時間の削減

さといもの追肥・培土時間は作業時間を62%削減(120分/10a→45分/10a)できた

作業時間
導入前 120分
令和6年度 45分

追肥・培土時間の削減

自動操舵装置を付加したトラクタ+ブームスプレーヤ作業による防除時間の削減

ねぎの防除時間は作業時間を83%削減(120分/10a→20分/10a)できた。

作業時間
導入前 120分
令和6年度 20分

防除時間の削減

実証・導入した機械

機械 メーカー モデル 台数 写真・画像
ハイクリアランストラクタ ヤンマーアグリ株式会社 YT233AHIXU 1機
自動操舵装置 アグローバル合同会社 CHCNAV NX510SE 1機
ロータリーカルチ ニプロ株式会社 RM212VA2CRTH 1機
ブームスプレーヤ 株式会社丸山製作所 BSM301-K-1 1機

導入を検討されている方に向けて(農業者の声)

  • 導入してよかったこと
    歩行管理機では必要であった縄摺り作業(1時間/10a)が不要となること、2畝同時に作業できることで作業時間が大幅に削減できました。乗用型のため作業が楽になりました。
  • 想定と違った点
    面積が小さいと効果も小さいため、経営規模に合わせた導入がよいと思います。
  • 今後導入したい方に向けて
    他産地との競争を有利にするため、スマート農業等を活用して生産性を上げることが必要だと思います。